海外旅行保険は入るべき？その必要性とデメリットについて
初めて海外旅行に行くけど海外旅行保険に入ると
数千円～1万円の出費がかかるから加入しようか迷っている
そういう人って多いのではないでしょうか？
実際そんなに盗難に遭わないでしょ？
わざわざ加入する必要性ある？
私も初海外旅行の時はそう思っていました。
しかし、万が一の時のことを考えて結局は加入したんですよね。
私の初海外旅行はインドでした。
大学の夏休みを使って一か月でインドを一周する
という計画だったんですけど、これが衝撃的でして
インド人に騙されるわ、高熱になるわ、挙句の果てにアメーバ赤痢になるわで（笑）
かなり強烈だったんですよね。
その時に海外旅行保険を使って無料にしてもらいました。
（現地で先払いして診察書、レシートなどを保管して帰国後請求）
そして2度目の海外旅行はアフリカ一周だったのですが
この時はホテル内での盗難（泥棒とホテルがグル）、窃盗、
空港内で預けていた荷物の一部が紛失、高熱など
海外旅行保険がかなり活躍しました（笑）
私の例は国の治安が悪いところばかりなので
極端だと思われるかもしれません。
しかし、上記のような被害の可能性は
どこの国でも考えられます。
たとえ、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパなど
治安がいいとされる先進国でもです。
私は過去に世界一周を経験しましたが
・アメリカに3か月
・オーストラリアに一年間
・ヨーロッパ3か月
と、ある程度の期間は滞在していました。
その期間中、治安がいいはずのこれらの国でも
被害に遭っていたという人の話はやはり聞いてましたし
安宿に泊まっていれば他の旅行者と相部屋になるので
宿泊者に高額な物が盗まれてしまう可能性だってあります。
また先進国で病気になったら治療費は高いですからね。
そういった意味でも海外旅行保険に入る必要性は高いといえます。
63か国行った私でさえ、いまだに海外旅行保険に加入しているので
初めて海外旅行に行く人ならなおさら入っておいた方がいいと思います。
◆海外旅行保険でカバーできないもの
ただし、その海外旅行保険では保証されないものがあります。
それは現金です。
さすがにお金が盗まれてしまった場合は戻ってきません。
これは仕方ないですね。
またキャッシュカードやクレジットカードも
現地で盗難、紛失した場合、当然再発行できません。
ですから絶対に盗まれないように対策をする
必要があるわけです。
マネーベルトや腰巻きタイプの貴重品入れなど
財布以外に所持金を分散させることは重要です。
しかし、それでも盗難、紛失に遭った場合どうすればいいのでしょうか？
私も過去に経験がありますが、異国の地で
いきなり所持金０になったら本当に途方にくれてしまいます。
そんな時に役に立ったのがトラベラーズチェックです。
トラベラーズチェックというのは旅行用小切手で
紛失しても現地で再発行ができたので事なきを得ました。
ただし現在は廃止になってしまい、新規の発行はできません。
ではトラベラーズチェックに代わるものはないのかというと
私がオススメなのはキャッシュパスポートです。
キャッシュパスポートは簡単にいうと
国際キャッシュカード感覚で使えるサポート付きの
クレジットカードのことです。
ただクレジットカードと違うところがあり
こちらはあらかじめ入金した金額の範囲内でだけしか
引き出せません。
ですから感覚としてはキャッシュカードや
デビットカードと似ていますね。
しかしながら、こちらはクレジットカードやキャッシュカードにはない
大きなメリットがあります。
それは盗難時のサポートサービスです。
もしも、盗まれたり紛失した場合でも
スペアカードが使えたり、それすらなくしても送金ができる
ようサポートデスクに電話すれば詳細を案内をしてくれたりします。
前述した通りクレジットカードやキャッシュカードは、
もしなくしてしまったら現地で再発行できないので色々と労力がかかります。
しかし、キャッシュパスポートは
上記のような盗難サポートがついている分だけ安心です。
ATMの引き出し手数料も国際キャッシュカードと一緒ですし
残高がなくなってしまった場合でも日本のATMから入金できます。
ですから身内の方から送金してもらうのも簡単なんです。
なにより、クレジットカードのように審査はないので確実に作れます。
発行まで1週間程度しかかりませんしね。
1年のうちに一回でも使っていれば年会費も無料なので気軽に所持できます。
（使ってない場合でも年会費150円/年）
いかがでしょうか？
初めての海外旅行であればなおさら
キャッシュパスポートを一枚持っておくとなにかと安心です。
旅行までの日数が1週間程度あるのでしたら
保険としてキャッシュパスポートを申し込みしておくといいですよ！
ぜひ参考にしてみてください。
